Teams のグループチャットは、複数の人をメンバーとして追加して、そのメンバーと気軽にチャットをする機能です。「チームを作成するほどではないけど、複数人とチャットしたい」「業務外のことを複数人で会話したい」などができるので、とても便利です。ここでは、Teams のグループチャットについてご説明します。
●この記事の目次
最初に、グループチャットの作成方法についてご説明します。
画面の左メニューから「チャット」を選択し、「新しいチャット(図中①)」と表示されるアイコンをクリックします。グループチャットに名前を付けたい場合は、右上の「グループ名を追加して、新しいグループチャットを作成する(図中②)」と表示されるアイコンをクリックします。
グループ名の入力欄(図中③)が表示されるので、適切なグループ名を入力してください。なお、グループ名は後から変更できるため、このステップを省略することも可能です。次に「名前、メール、グループ、またはタグを入力(図中④)」と書かれた入力欄にユーザー名やメールアドレス、グループ名、タグを入力すると、候補が表示されるので、チャットをしたいメンバーを選択します。すべてのメンバーを追加したら、キーボードの Enter キーを押すと、新しいグループチャットが作成されます。
グループチャットに付けた名前を、後から変更する事ができます。
画面の左メニューから「チャット」を選択し、名前を変更したいグループチャットを選択します。画面上部に表示されるグループチャット名の右にある「名前グループチャット(図中①)」と表示されるアイコンをクリックします。現在のグループチャット名(図中②)が表示されるので、名前を変更して、「保存(図中③)」と書かれたボタンをクリックすると、グループチャット名が変更されます。
グループチャットに、メンバーを追加する事ができます。また、追加したメンバーに、過去のチャット内容を表示するか、しないかを設定する事ができます。
画面の左メニューから「チャット」を選択し、新しいメンバーを追加したいグループチャットを選択します。画面の上部右側にある「参加者の表示と追加(図中①)」と表示されるアイコンをクリックすると、現在グループチャットに参加しているメンバーの一覧が表示されます。メンバー一覧の下にある「ユーザーの追加(図中②)」をクリックします。
「名前、メール、またはタグを入力(図中③)」と書かれた入力欄にユーザー名やメールアドレス、タグを入力すると、候補が表示されるので、選択します。
次に新しいメンバーに過去のチャット内容を表示するか、しないかを選択します。「チャットの履歴を含めない(図中④)」というオプションは、過去のチャット内容を新しいメンバーに見せる必要が無い場合に選択します。「過去の日数からの履歴を含める(図中⑤)」というオプションは、新しいメンバーが指定した日数分の過去のチャット内容を閲覧することができます。「チャットの履歴をすべて含める(図中⑥)」というオプションは、新しいメンバーが過去のチャット内容を全て閲覧することができます。
グループチャットからメンバーを削除する事ができます。
画面の左メニューから「チャット」を選択し、メンバーを削除したいグループチャットを選択します。画面の上部右側にある「参加者の表示と追加(図中①)」と表示されるアイコンをクリックすると、現在グループチャットに参加しているメンバーの一覧が表示されます。削除したいメンバーの上にマウスカーソルをあわせると、「削除(図中②)」と表示されるアイコンが表示されるので、クリックします。
ポップアップ画面で「削除しますか?」というメッセージが表示されるので、メンバーを削除する場合は、「削除(図中③)」と書かれたボタンをクリックします。
また、グループチャットから自分が退出したい場合は、現在グループチャットに参加しているメンバー一覧の一番下にある「退出(図中④)」をクリックします。
ポップアップ画面で「退出しますか?」というメッセージが表示されるので、退出する場合は、「退出(図中⑤)」と書かれたボタンをクリックします。
グループチャットに送信したメッセージを、他のメンバーが読んだかどうか、確認することができます。確認したいメッセージにマウスカーソルをあわせると、右上にアイコンが表示されます。一番右にある「その他のオプション(図中①)」と表示されるアイコンをクリックします。表示されるメニューから、「既読(図中②)」をクリックすると、メッセージを読んだメンバーが表示されます。
Teams のグループチャットは複数の人をメンバーとして追加し、気軽にチャットをするコニュニケーションツールです。ファイルの共有や編集、スケジュールの調整、タスク管理など便利な機能を利用できます。さらに、ビデオ会議や画面共有も簡単に行え、リアルタイムでのコラボレーションが可能です。これらの機能を活用することは、チームのコミュニケーションと業務効率の向上にも役立てられるハズです。しかし一方ではグループが増えすぎると管理ができないなどの問題も発生しますのでグループの棚卸などルールを策定し適切な運用を行うようにしましょう。
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