【Microsoft Teams】チャネルのメッセージを使ってコミュニケーションをスムーズに!
Teams のチャネルにメッセージを投稿する方法についてご説明します。
また、「返信してもらいたい人に気付いてもらえない」「誤って送信してしまった」「スレッドが多すぎて、見たい投稿がどこにあるのか分からない」等、色々な悩みが出てきます。ここではその対処方法についても、ご説明します。
●この記事の目次
- チャネルでメッセージを投稿する方法
1-1. メンション通知
1-2. ファイルの添付
1-3. リッチテキストエディター
1-4. 絵文字等を使って感情表現
1-5. 改行で注意すること
1-6. 件名をつけて投稿する
1-7. アナウンス機能でスレッドを目立たせる
1-8. 複数のチャネルに同時投稿をする
1-9. 投稿したメッセージの修正方法
1-10. 投稿したメッセージの削除方法 - チャネルでメッセージの投稿に返信する
2-1. メッセージに「いいね」をつける - タグを使って複数ユーザーへメンションをつける
3-1. タグの作成方法
3-2. タグで設定したメンバーにメンションをつける
3-3. タグの編集方法 - メッセージの保存と検索方法
4-1. メッセージの保存方法
4-2. メッセージの検索方法
4-3. 検索結果の絞り込み
4-4. ファイルの検索方法 - チャットしながら共同編集をする方法
- メールでチャネルに投稿をする方法
- まとめ
チャネルでメッセージを投稿する方法
チャネルでメッセージを投稿する方法について説明します。
画面の左メニューから「チーム」を選択し、メッセージを投稿したい「チャネル(図中①)」を選択します。右側に表示される画面の一番下にある「新しい投稿」と書かれたボタン(図中②)をクリックすると、「新しい会話を開始します」と書かれたメッセージ入力欄が表示されます。
メッセージ入力欄に投稿したいメッセージ(図中③)を入力して、「送信」と表示されるアイコン(図中④)をクリックするか、Enter キーを押すとメッセージが送信されます。
メンション通知
チャネルはメンバー全員が閲覧しますが、特定のユーザーに対して、必ず閲覧してほしい場合は、メンションをつけると、そのユーザーに通知されます。
メッセージ入力欄にアットマーク「@」を入力し、名前やメールアドレスの一部(図中①)を入力すると、入力欄の下に候補が表示される(図中②)ので選択します。
ファイルの添付
メッセージを投稿する時にファイルを添付できます。
メッセージ入力欄にファイルをドラッグアンドドロップ(図中①)するとファイルを添付できます。
またメッセージ入力欄の下にある「添付」と表示されるアイコン(図中②)をクリックすると、メニューが表示(図中③)されます。メニューの中からファイルの指定方法を選択してください。
リッチテキストエディター
メッセージを投稿する時に、リッチテキストエディターで色を変更したり、ハイライトをつけてわかりやすく表示したりできます。
メッセージ入力欄の下にある「書式」と表示されるアイコン(図中①)をクリックすると、リッチテキストエディターが表示され、色を変更したり、ハイライトをつけたり(図中②)できます。
絵文字等を使って感情を表現
メッセージを投稿する時に、「絵文字」「ギフィー」「ステッカー」を使って、喜びや悲しみ等の感情を表現することができます。
「絵文字」は、アイコンです。メッセージ入力欄の下にある「絵文字」と表示されるアイコン(図中①)をクリックして、好きなアイコンを選択してください。
「ギフィー」は、アニメーション画像です。メッセージ入力欄の下にある「ギフィー」と表示されるアイコン(図中②)をクリックして、好きなアニメーション画像を選択してください。
「ステッカー」は、イラストとメッセージの組み合わせです。メッセージ入力欄の下にある「ステッカー」と表示されるアイコン(図中③)をクリックして、好きなイラストを選択してください。入力欄(図中④)にメッセージを入力して、「完了」と書かれたボタン(図中⑤)をクリックするとイラストの吹き出しに入力したメッセージが表示されます。
改行で注意すること
投稿したいメッセージを入力中に改行をしようとして、Enter キーを押してしまい、送信されてしまうことが良くあります。
改行したい場合は、キーボードの Shift キーを押しながらEnterキーを押すと改行できます。
誤送信の防止
Shift キー+ Enter キーで改行できますが、Enter キーのみで改行できるように設定することで、誤送信をあらかじめ防ぐことが出来ます。
メッセージ入力欄の下にある「書式」と表示されるアイコン(図中①)をクリックすると、リッチテキストエディター(図中②)が表示されます。リッチテキストエディターでは Enter キーのみで改行できます。
件名をつけて投稿する
チャネルを長く利用していると、スレッドが増えてしまいます。それぞれのスレッドがどういった内容のものかが、一目で分からなくなり、目的のスレッドが探しにくくなります。
そこで投稿時に件名を付けることで、件名の文字が大きく表示され、スレッドの内容が一目でわかるようになります。ここでは投稿の件名を付ける方法について説明します。
件名をつけたい場合は、入力欄の下にある「書式」と表示されるアイコン(図中①)をクリックすると、リッチテキストエディター(図中②)が表示されます。「件名を追加」と書かれた場所(図中③)をクリックして、件名を入力してください。
アナウンス機能でスレッドを目立たせる
アナウンス機能を使うと、スレッドを目立たせることが出来ます。
アナウンス機能を使いたい場合は、入力欄の下にある「書式」と表示されるアイコン(図中①)をクリックすると、リッチテキストエディター(図中②)が表示されます。
リッチテキストエディターの左上にある「新しい投稿」と書かれた場所(図中③)をクリックすると、メニューが開きます。「アナウンス(図中④)」を選択すると、見出しの編集画面が表示されます。
「見出しを入力します」と書かれた場所(図中⑤)をクリックして、見出しを入力してください。
「配色」と表示されるアイコン(図中⑥)をクリックすると、背景色を変更できます。「背景画像」と表示されるアイコン(図中⑦)をクリックすると、「背景画像を追加」というタイトルの画面が表示されます。
好きな画像を「画像をアップロード」と書かれたエリアにドラッグアンドドロップ(図中⑧)します。
「完了」と書かれたボタン(図中⑨)をクリックすると背景画像が変更されます。
なお、背景に使用する画像は、著作権フリーの画像など、第三者の著作権を侵害しない画像を利用してください。「期限のあるタスク依頼はファイアオレンジの背景色(図中⑩)」「みんなに読んでほしいニュースは紺の背景色」といった具合に、チームの中で背景色や背景画像のルールを作っておくと、直感的にどのような内容のスレッドかわかるようになります。工夫してみてください。
複数のチャネルに同時投稿をする
メッセージは、複数のチャネルに同時に投稿することができます。
複数のチャネルに同時に投稿したい場合は、入力欄の下にある「書式」と表示されるアイコン(図中①)をクリックすると、リッチテキストエディター(図中②)が表示されます。
リッチテキストエディターの上にある「複数のチャネルに投稿」と書かれた場所(図中③)をクリックすると、投稿先が表示されます。「チャネルを選択」と書かれたボタン(図中④)を選択すると、「チャネルの選択」というタイトルの画面が表示されます。
メッセージを投稿したいチャネルを選択して、「更新」と書かれたボタン(図中⑤)をクリックすると投稿先が更新されます。
投稿したメッセージの修正方法
投稿したメッセージの中に間違いがあることに気づいた時、メッセージを修正する事ができます。
修正したいメッセージにマウスカーソルをあわせると、右上にアイコンが表示されます。一番右にある「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中①)をクリックします。
表示されるメニューから、「編集(図中②)」をクリックします。
メッセージを修正し、「完了」と表示されるアイコン(図中③)をクリックします。
編集が完了すると、編集したメッセージの上部に「編集済み(図中④)」と表示されます。
投稿したメッセージの削除方法
投稿したメッセージの中に間違いがあることに気づいた時、メッセージを削除する事ができます。
削除したいメッセージにマウスカーソルをあわせると、右上にアイコンが表示されます。一番右にある「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中①)をクリックします。
表示されるメニューから、「削除(図中②)」をクリックします。
削除が完了すると、「このメッセージは削除されました(図中③)」と表示されます。また、間違えて削除した場合は、「元に戻す」と書かれたリンク(図中④)をクリックすると、復元できます。
チャネルでメッセージの投稿に返信する
チャネルに参加しているメンバーが、1つの話題に対して返信を重ねていくことで1つの会話のまとまりになります。これを「スレッド」と呼びます。
ここではスレッドに投稿されたメッセージに対して返信する方法をご説明します。
スレッドの一番下に、「返信」と書かれたリンクがあります。ここをクリックすると、「返信」と書かれた入力欄(図中①)が表示されます。
この入力欄に投稿したいメッセージを入力して、「送信」と表示されるアイコン(図中②)をクリックするか、Enter キーを押すとメッセージが送信されます。
返信したメッセージは、スレッドの一番下に表示(図中③)されます。
また、スレッドの一部を引用して返信したい場合は、入力欄の下にある「書式」と表示されるアイコン(図中④)をクリックすると、リッチテキストエディター(図中⑤)が表示されます。
引用したい場所を入力欄にコピーして、選択した上で(図中⑥)、「引用」と表示されるアイコン(図中⑦)をクリックすると、引用表示に変わります。
この時に最後の行に引用設定すると、返信メッセージを入力したい場所を選択できません。Enter キーを押しても引用表示のままですが、改行した場所で「引用」と表示されるアイコン(図中⑧)をクリックすると、引用表示が解除されます。
メッセージに「いいね」をつける
Twitter などの SNS で、投稿した内容をフォロアーが「いいね」をつけて反応する機能があります。Teams も同様に、メッセージを読んだユーザーが「いいね」をつけて反応することができます。
「いいね」をつけたいメッセージにマウスカーソル(図中①)をあわせると、右上にアイコン(図中②)が表示されます。表示されるアイコンは、「いいね」の他に、ハートや顔文字で感情を表現することができます。
「いいね」がつくと、メッセージの右上にアイコン(図中③)が表示されます。アイコンにマウスカーソルを合わせると、「いいね」をしたメンバー(図中④)が表示されます。
また、「いいね」を取り消したい場合は、「いいね」を取り消したいメッセージにマウスカーソル(図中⑤)をあわせると、右上にアイコン(図中⑥)が表示されます。
「取り消す いいね(図中⑦)」と表示されるアイコンをクリックすると、「いいね」が取り消されます。
タグを使って複数ユーザーへメンションをつける
タグの作成方法
複数のユーザーにメンションをする場合、ユーザーを1人ずつ指定する事はできますが、同じユーザーをメンションするたびに指定するのは手間がかかります。これを解決するのがタグ機能です。タグ機能を利用すると、複数のユーザーをグループ化し、まとめてメンションする事ができます。
画面の左メニューから「チーム」を選択し、タグを作成したいチームの右側にある「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中①)をクリックします。表示されるメニューから「タグを管理(図中②)」を選択します。
画面の右側に表示される「タグ」というタブの画面から「タグを作成」と書かれたボタン(図中③)をクリックします。
「新しいタグの作成」というタイトルの画面で、「タグ名(図中④)」を入力します。「ユーザーを追加」と書かれた下の入力欄に名前やメールアドレスの一部(図中⑤)を入力すると、入力欄の下に候補が表示される(図中⑥)ので選択します。
すべのユーザーを追加したら、「作成」と書かれたボタン(図中⑦)をクリックすると、タグが作成されます。
タグで設定したメンバーにメンションをつける
メンションをつける時にタグを指定すると、タグを設定したユーザーに対してまとめて通知されます。
メッセージ入力欄にアットマークを入力し、「タグ名」の一部(図中①)を入力すると、入力欄の下に候補が表示される(図中②)ので選択します。
タグの編集方法
作成したタグに対して、タグ名の変更や、ユーザーの追加、削除ができます。
画面の左メニューから「チーム」を選択し、タグを編集したいチームの右側にある「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中①)をクリックします。表示されるメニューから「タグを管理(図中②)」を選択します。
画面の右側に表示されるタグの一覧から、変更したい「タグ(図中③)」をクリックします。
「詳細とメンバーの編集」と表示されるアイコン(図中④)をクリックすると、「タグの管理」というタイトルの画面が開きます。
タグ名を変更するときは、タグ名の右にある「編集」と表示されるアイコン(図中⑤)をクリックすると、タグ名を変更できます。
タグ名を変更後に「保存」と書かれたボタン(図中⑥)をクリックします。
ユーザーを追加するときは、「ユーザーを追加」と書かれた下の入力欄に名前やメールアドレスの一部(図中⑦)を入力すると、入力欄の下に候補が表示(図中⑧)されるので選択します。
ユーザーを追加後に「追加」と書かれたボタン(図中⑨)をクリックします。
ユーザーを削除するときは、削除したいユーザーにマウスカーソルを合わせると、右側に「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中⑩)をクリックします。表示されるメニューから「削除(図中⑪)」をクリックすると、指定したユーザーが削除されます。
メッセージを保存と検索方法
メッセージの保存方法
あとから見返したい重要なメッセージの場合は、そのメッセージを保存することができます。
保存したいメッセージにマウスカーソルをあわせると、右上にアイコンが表示されます。一番右にある「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中①)をクリックします。
表示されるメニューから「このメッセージを保存する(図中②)」を選択すると、指定したメッセージが保存されます。
保存したメッセージを見たい場合は、画面右上の自分のアイコン(図中③)をクリックします。表示されるメニューから「保存済み(図中④)」を選択します。
「保存済み(図中⑤)」というタイトルの画面から見たいメッセージ(図中⑥)を選択すると、画面の右側に前後のメッセージと一緒に表示(図中⑦)されます。
メッセージの検索方法
メッセージのやり取りが多くなると、必要なメッセージがどこにあるのか分からなくなる時があります。そんな時は検索機能を利用することで簡単に目的のメッセージを見つけることができます。
メッセージの検索は、画面上部にある「検索」と書かれた入力欄(図中①)に検索したいキーワードを入力した後、Enter キーを押すと検索されます。
検索条件にヒットしたメッセージは、「メッセージ」と書かれたタブ(図中②)に表示されます。
目的のメッセージ(図中③)を選択すると、画面の右側に前後のメッセージと一緒に表示(図中④)されます。
検索結果の絞り込み
検索結果が多くて目的のメッセージを探せない場合、フィルター機能で絞り込むことができます。
絞り込みは「差出人(図中①)」「種類(図中②)」「その他のフィルター(図中③)」の3種類からできます。
「差出人」で絞り込みを行う場合、「差出人」と書かれた場所(図中④)をクリックします。「名前を入力」と書かれた入力欄に差出人の名前やメールアドレスの一部(図中⑤)を入力すると、入力欄の下に候補が表示(図中⑥)されるので選択します。
「種類」で絞り込みを行う場合、「種類」と書かれた場所(図中⑦)をクリックします。「すべて」「チャット」「チャネル」の中から(図中⑧)メッセージを探したい場所を選択します。
「その他のフィルター」で絞り込みを行う場合、「その他のフィルター」と書かれた場所(図中⑨)をクリックします。「件名」「日付」「チーム」「チャネル」「私のメンション」「添付ファイルあり」から(図中⑩)条件を指定して絞り込むことができます。
ファイルの検索方法
チャットやチャネルで投稿されたファイルを検索することができます。
ファイルの検索は、画面上部にある「検索」と書かれた入力欄(図中①)に検索したいキーワードを入力した後、Enter キーを押すと検索されます。
検索条件にヒットしたファイルは、「ファイル」と書かれたタブ(図中②)に表示されます。
目的のファイル(図中③)を選択すると、画面の右側に表示されます。
また、検索結果が多くて目的のファイルを探せない場合、フィルター機能で絞り込むことができます。絞り込みを行う場合、「フィルター」と書かれた場所(図中④)をクリックします。「チャネル」「ファイルの種類」「変更者」から条件を指定して絞り込むことができます。
チャットしながら共同編集をする方法
チャネルのメンバーとチャットをしながら Office ファイルを共同編集することができます。
チャットをしながら共同編集したい「ファイル(図中①)」を選択します。
開いたファイルの右上のメニューバーにある「スレッド(図中②)」をクリックします。
画面の右側に「会話を始める」というタイトルの画面(図中③)が表示されます。ここでチャットをしながら同じファイルを共同編集することができます。
メールでチャネルに投稿をする方法
チャネルにメールでメッセージを投稿することができます。Teams を使えない環境の場合でもメールでメッセージを投稿できるので便利です。
また、チャネルに属していないユーザーにメッセージや資料を送付してもらいたい時、一時的にチャネルにそのユーザーの権限を追加するより、手軽に投稿が可能になります。
メールで投稿したいチャネルにマウスカーソルを合わせて、右側に表示される「その他のオプション」と表示されるアイコン(図中①)をクリックします。表示されるメニューから「メールアドレスを取得(図中②)」をクリックします。
「メールアドレスを取得」というタイトルの画面にある「コピー」と書かれたボタン(図中③)をクリックすると、メールアドレスがコピーされるので、メールでメッセージを投稿したいユーザーに伝えてください。また、「詳細設定」と書かれたリンク(図中④)をクリックすると、チャネルに対してメールを送信できる範囲を設定できます。
「だれでもこのアドレスに電子メールを送信できます」「このチームのメンバーのみ」「次のドメインのメールアドレスのみ」の3種類からメールを送信できる範囲を選択して、「保存」と書かれたボタン(図中⑤)をクリックします。
まとめ
今回は Teams のチャネルのメッセージの操作についてご紹介させていただきました。
Teams ではチャネルの他にもメッセージのやり取りができるチャット機能があり混同されてしまいがちですが「チャネル」はメンバー全員に公開されるオープン会話、チャットは個人のプライベートな会話という位置付けになります。チャネルはオープンな会話なのでメンバーからの相談や質問は他のメンバーへ共有され、同様の質問や相談の解決にも役立ち、効率的に業務を進めることができます。またスレッド型のため情報整理がしやすくなることも効率的な業務推進に役立ちます。
Teams は利用しているけれど効果的な利用の方法がわからない、今よりもっと効果的に使うにはどうすればよいか?など悩まれているご担当者様はぜひ弊社へお問い合わせください。Microsoft 365 に精通したコンサルタントが丁寧にご説明させていただきます。
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